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年末の大掃除はいつから?効率よく進める順番・場所別のコツをハウスクリーニングのプロが解説

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年末の大掃除はいつから始める?場所別の順番と効率よく進めるコツ

油はねで茶色く汚れたキッチンの壁とコンロ(施工前) クリーニング後、白さが戻ったキッチンの壁とコンロ(施工後)

はじめに

年末が近づくと、「大掃除はいつから始めればいいんだろう」「どこから手をつければ終わるのか」と迷う方は多いのではないでしょうか。前年は時間が足りず、大掃除が中途半端になってしまったという方もいるかもしれません。この記事では、ハウスクリーニングのプロの視点から、年末大掃除を始めるベストなタイミング、効率よく進める順番、場所別の掃除のコツを解説します。一人ですべてを完璧にこなそうとせず、無理のない範囲で気持ちよく新年を迎えることを目指しましょう。


年末の大掃除はいつから始める?

実務上は11月下旬〜12月上旬の開始がおすすめ

年末の大掃除は、12月に入ってから慌てて始めると、思った以上に時間が足りなくなりがちです。無理なく進めるなら、11月下旬から少しずつ着手し、12月上旬には時間のかかる場所を進めておくと、年末ぎりぎりの時期でも余裕を持って過ごせます。窓や換気扇など時間のかかる場所ほど、早めのスタートが安心です。伝統的な節目としては、後述する12月13日を一つの区切りにするとよいでしょう。

大まかなスケジュールの目安は次の通りです。

  • 11月下旬:不用品の整理、粗大ごみの申し込み
  • 12月上旬:換気扇・浴室・窓など時間のかかる場所
  • 12月中旬:各部屋の拭き掃除、収納・家具まわり
  • 12月下旬:玄関、洗面台・トイレなどの最終的な拭き掃除

12月13日は「正月事始め」の目安とされる日

昔から12月13日は「正月事始め」と呼ばれ、正月を迎える準備を始める日とされてきました。なぜ12月13日が一つの目安になるのでしょうか。神社本庁によると、1年に1度屋内外を掃除する「煤払い」は、現在でも全国的に12月13日に行われることが多く、それに合わせて大掃除を行うこともある年の瀬の行事です。こうした伝統にならい、12月13日を大掃除開始の一つの節目にする考え方があります。大掃除の開始時期に迷ったら、この日を一つの目安にしてみるのもよいでしょう。

29日・31日は正月準備を避ける場合がある

「大掃除をしてはいけない日がある」という話を耳にしたことがある方もいるかもしれません。ただし、これは大掃除そのものが禁じられているという意味ではなく、門松や餅つきなど正月準備に関する昔ながらの風習に由来する話です。

長野県飯田市が紹介する飯田下伊那地方の事例では、29日の松迎えや門松づくりを「苦松」として避ける習わしがあり、29日の餅つきも「苦」を連想させるとして行わない家庭が多いとされています。31日の門松は「真心がない」として避ける家庭がある一方、31日に飾ると決めている家庭もあるなど、いわれや日程は地域・家庭によって異なります。

少なくとも、ここで紹介した風習は門松や餅つきに関するもので、大掃除そのものを全国一律に禁じるものではありません。地域や家庭の慣習も踏まえながら、生活の都合に合わせて進めるとよいでしょう。


年末大掃除の準備と計画

まず不用品を片付ける

掃除に取りかかる前に、まずは不要なものを整理しましょう。物が多いままだと拭き掃除や掃除機がけの効率が落ちてしまいます。「今年使わなかったもの」を一つの目安にしつつ、季節用品や防災用品などを除いて、処分するもの・残すものをチェックして仕分けると、その後の作業がぐっと楽になります。

掃除場所・担当者・予定日を決める

家族で大掃除をする場合は、「いつ・誰が・どこを」担当するかを先に決めておくと、当日の動きがスムーズになります。「今週末は水回り」「来週末は窓とベランダ」のように、作業日と担当を割り振り、家族で分担しておくと進捗を管理しやすくなります。

年末のごみ収集最終日を確認する

大掃除で出た不用品やごみをスムーズに処分するには、お住まいの自治体の「年末年始のごみ収集スケジュール」を早めに確認しておくことが欠かせません。収集最終日を過ぎてしまうと、粗大ごみや可燃ごみを年内に処分できず、自宅で保管しなければならない場合があります。自治体のホームページなどで、年内最後の収集日を確認しておきましょう。

場所別チェックリストを作る

掃除する場所をリスト化しておくと、抜け漏れを防げます。以下を目安にチェックリストを作ってみてください。

  • キッチン・レンジフード
  • 浴室・洗面所
  • トイレ
  • 洗濯機・洗濯パン
  • リビング・床
  • 窓・網戸・サッシ
  • エアコン
  • 玄関・ベランダ

年末大掃除を効率よく進める順番とコツ

「上から下へ」「奥から手前へ」が基本

ホコリを落とす掃除は「上から下へ」、床の掃除は部屋の「奥から手前へ」進めるのが基本です。天井や照明のホコリを払ってから床を拭けば、二度手間になりません。部屋の奥から床を拭き始めて出口に向かって進めることで、せっかくきれいにした場所を歩き回って汚してしまう可能性を減らせます。

乾いた汚れを先に取り、洗剤の待ち時間を活用する

ホコリや髪の毛などの乾いた汚れは、水拭きの前に掃除機やハンディモップで先に取り除きましょう。水を含むと汚れが広がって逆に落としにくくなることがあります。また、頑固な油汚れなどは、製品表示に記載された時間の範囲で洗剤をなじませ、その間に別の場所を掃除すると効率的です。カビ取り剤などを使用する場合は、換気を行い、使用量や放置時間を必ず製品表示に従ってください。

1日で終わらせず、優先順位をつける

すべての場所を1日で完璧に終わらせようとすると、途中で疲れて挫折してしまいがちです。来客の目に入りやすい場所や、汚れが気になっている場所から優先的に手をつけ、無理のないペースで進めましょう。

普段の「小掃除」で来年の大掃除をラクにする

入浴後に浴室の水滴を拭き取る、調理後にコンロ周りを拭く、窓のサッシやエアコン上部も定期的にホコリを取るなど、日常的な「小掃除」を習慣にしておくと、汚れをためこまずに済みます。今年の大掃除が終わったら、来年の負担を減らすために、こうした小掃除を少しずつ取り入れてみるのもおすすめです。


汚れに合った洗剤の選び方と注意点

汚れにはそれぞれ性質があり、合った洗剤を使うことで効率よく落とすことができます。

油・皮脂汚れにはアルカリ性洗剤

キッチンの油汚れや手あかなどの皮脂汚れには、一般にアルカリ性の洗剤(重曹やセスキ炭酸ソーダ、キッチン用の油汚れ用洗剤など)が適しています。

水垢・尿石には酸性洗剤

水道水のミネラル分が固まった水垢やトイレの尿石には、一般に酸性タイプの洗剤(クエン酸水や水垢・尿石用の酸性洗剤など)が適しています。あらかじめ用意しておくと安心です。なお、浴室の石けんカスは、水道水中のミネラル分と石けん成分が反応したものに皮脂などが混ざっている場合があり、汚れの状態によって適した洗剤が異なります。まずは製品の用途・使用方法を確認しましょう。

カビには塩素系のカビ取り剤

浴室やゴムパッキンに発生した黒カビには、塩素系のカビ取り剤が効果的です。

「混ぜるな危険」と素材への影響に注意

塩素系の洗剤・漂白剤と酸性タイプの洗剤(クエン酸や食酢を含む)は、混ぜたり同じ場所に続けて使用したりしないでください。有毒な塩素ガスが発生するおそれがあります。使用する際は十分に換気し、製品に記載された使用方法と注意事項を必ず守りましょう。また、洗剤の中には素材によっては変色や傷みの原因になるものもあります。使用する場所や素材に対応した洗剤かどうか、製品の表示を確認してから使いましょう。


ハウスクリーニングのプロが教える場所別の掃除手順

ここからは、場所ごとの掃除のポイントを紹介します。レンジフードの油汚れを浸け置きしている間に浴室を進めるなど、待ち時間を活用しながら並行して進めると効率的です。

キッチン・レンジフード|油汚れはつけ置きから

食べこぼしや油汚れがこびりついたガスコンロ(施工前)
施工前
クリーニング後、汚れが取れてピカピカになったガスコンロ(施工後)
施工後

コンロ周りやレンジフードの油汚れは、時間が経つほど固まって落としにくくなります。取り外し可能な部品は、取扱説明書で素材(塗装・アルミ等)とつけ置きの可否・時間の目安を確認したうえで、その時間をかけてお湯につけ置きしてから拭き取ると、力を入れずに汚れが取れやすくなります。仕上げにキッチンペーパーで水分を拭き取ると、水垢が残りにくくなります。

レンジフードの整流板(フィルターの奥にある仕切り板)を外す際は要注意です。板の裏側に油がたまっていることがあり、外した拍子に一気に流れ出てくることがあります。作業前に下に新聞紙や雑巾を敷いておくと、床や周囲を汚さずに済みます。

分解を伴う内部まで徹底的に洗浄したい場合は、無理に自分で分解せず、プロに任せるのも一つの方法です。自分でできる範囲の掃除手順については、換気扇・レンジフードの掃除方法でもご紹介しています。

シンクの排水口も、大掃除で見落としがちな場所です。フタとゴミ受けを外し、溜まったぬめりやゴミを取り除いてから洗浄・除菌までしておくと、年明けも気持ちよく使えます。

浴室・洗面所|カビと水垢を洗剤で使い分ける

浴室・洗面所は、黒カビと水垢が混在しやすい場所です。洗剤の選び方は前章の使い分け(カビには塩素系、水垢には酸性)と注意点に沿って進めましょう。ゴムパッキンの奥深くまで発生したカビや、洗面台の落ちない水垢は、家庭用洗剤だけでは落としきれないこともあります。カビ・水垢それぞれの落とし方をさらに詳しく知りたい方は、お風呂のカビ&水垢を撃退!浴室掃除の完全ガイドもあわせてご覧ください。

トイレ|上から下へ拭き、最後に床を掃除する

トイレは、タンクや壁など上部から、便器、最後に床の順に拭くと、汚れを上から下に集められて効率的です。

便座の裏側や蝶番まわりは、尿はねが乾いて固まりやすく見落としがちな場所です。取り外せるタイプの便座であれば外して裏側まで拭くと、臭いの元まで対処できます。頑固な黄ばみ・黒ずみの落とし方は、トイレの黄ばみ・黒ずみを徹底除去する方法で詳しく解説しています。

尿はねや汚れが目立つ便座(施工前)
施工前
クリーニング後、汚れが取れてピカピカになった便器(施工後)
施工後

リビング|ホコリを落としてから床掃除

リビングは照明や棚のホコリを払ってから、掃除機・床拭きの順で進めましょう。

エアコン|フィルター掃除と内部のカビ対策

エアコンはフィルターの目詰まりを取り除くことで風量低下を防ぎやすくなりますが、内部のカビやニオイが気になる場合は、フィルターより奥は無理に触らず専門業者に相談するのが安全です。内部のカビが発生する原因や自分でできる範囲は、エアコン内部のカビ対策をご確認ください。

窓・網戸・ベランダ|天候を確認してまとめて進める

窓やベランダの掃除は、雨風が弱く直射日光が強すぎない日にまとめて行うと効率的です。水だけで拭き跡が残りにくい水切りワイパーなどの道具を使うと、仕上がりがきれいになります。網戸やサッシの溝には意外とホコリがたまりやすいので、掃除機や隙間用ノズルで先にしっかりホコリを取ってから、サッシ用のブラシで溝の汚れをかき出すと落としやすくなります。

玄関|たたきと靴箱を仕上げに

玄関はたたき(床部分)を掃き掃除・水拭きし、ドア周りの汚れも忘れずに拭き取りましょう。靴箱の中を整理しておくと、来客時の印象もすっきりします。


自力が難しい場合はハウスクリーニングの業者へ

大掃除は自分でできる範囲と、プロに任せたほうが安心な範囲があります。以下のような場合は、無理をせずプロへの相談も検討してみてください。

自分で掃除しやすい範囲 プロを検討したい範囲(目安)
エアコンのフィルター 分解が必要なエアコン内部・送風ファン
レンジフードのカバー・フィルター レンジフード内部(ファンなど分解が必要な部分)
市販洗剤で落ちる浴室の水垢 市販洗剤を表示どおり使っても残る水垢・広範囲のカビ
手の届く窓ガラスの内側 脚立でも安全に届かない高所の窓

※対応可否や作業範囲は建物・設置状況によって異なります。詳しくはお問い合わせください。

スキマハウスクリーニングにも、自分で取り組んだけれど やっ ぱりプロに…とご相談がよく寄せられます。レンジフードはカバーやフィルターまでは掃除できても、内部のファンなど分解が必要な部分は難しいという声が多く、浴室では洗剤を使ってもカビが落ちない、浴槽のエプロン(側面パネル)内部のにおいが気になる、鏡にこびりついた白いウロコ(水垢)が取れないといったご相談も少なくありません。こうした「あと一歩」の部分こそ、プロに任せると仕上がりの差が出やすいポイントです。

レンジフード内部の送風ファンにこびりついた油汚れ(施工前)
レンジフード内部(施工前)
スキマハウスクリーニングの施工で油汚れが落ち、きれいになったレンジフード内部の送風ファン(施工後)
レンジフード内部(施工後)
浴槽エプロン内部の点検口にこびりついた黒カビ(施工前)
浴槽エプロン内部(施工前)
クリーニング後、黒カビが取れてきれいになった浴槽エプロン内部(施工後)
浴槽エプロン内部(施工後)
水垢でびっしり曇って景色が映らなくなった浴室の鏡(施工前)
浴室の鏡(施工前)
クリーニングでウロコ汚れが落ち、くっきり反射するようになった浴室の鏡(施工後)
浴室の鏡(施工後)

年内に依頼したい場合は早めの相談を

年末はハウスクリーニングの希望日時が集中しやすい時期です。スキマハウスクリーニングでも例年10月末頃から年末の予約が徐々に埋まり始め、慣れている方はそれより前の時期から予約を入れることもあります。年内の作業を希望する場合は、掃除してほしい場所を整理したうえで、早めに相談しておくと安心です。料金・サービス内容を確認する

スキマハウスクリーニングの代表料金と対応内容

大掃除で依頼を検討しやすい箇所の料金例です(税込・2026年9月確認時点、標準的な条件での金額です。広さや汚れの程度、機種により変動する場合があります)。

  • レンジフード:14,300円〜
  • 浴室・浴槽:19,800円〜
  • 壁掛けエアコン(お掃除機能なし・標準的な壁掛け型):13,200円〜
  • 水回りフルリセット(レンジフード・キッチン・浴室・洗面所・トイレ):69,800円
  • エアコン+水回り重点(エアコン・浴室・レンジフード):39,800円

複数箇所をまとめて依頼したい場合は、セットプランも選べます。年末は、レンジフード・キッチン(シンク・コンロ)・浴室・洗面所・トイレの水回り5箇所のうち3〜5箇所をまとめて依頼いただくケースが特に多くなる時期です。詳しい料金・対応エリアはサービス一覧ページでご確認いただけます。


まとめ|無理のない計画で気持ちよく新年を迎えよう

年末の大掃除は、家全体を一日で完璧に終わらせる必要はありません。早めに計画を立て、基本の順番を意識するだけでも作業の効率は上がります。自分で対応できる範囲か迷う場合は、作業内容をチェックしたうえでお気軽にご相談ください。

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